八千代市 新型コロナ感染症ワクチン関連ネタ 5月7日

Posted on

当ページの更新情報

5月7日午後5時に本記事を投稿
追加1 投稿後、市長からの追加コメントがありましたので追加分を赤字で更新を記載しました。
追加2 5/9さらに追加で5月7日の夕方の市長のブログでの更新情報もあるので追加情報赤字で加えました。
追加3  5/10 Twitterの追加情報がありました
ありがたいことに市長にも見ていただけたようです

そもそも最初の予約ではワクチンはどのくらい用意されていた?

5月6日時点で市長は予約済みが2,396件と言っています。
市がアナウンスしているのは空き数で、同午後2時で2,164件が空いていたようです。
ざっくり5,000回分のワクチンがあったという感じでしょうか。市長Twitterで約6,000件と判明
予約状況の件数と回数の関係性がわからないので予約件数=接種回数と考えて書いています。

では母数となる高齢者の人数はどれくらいなのか?

こちらも市長のTwitterから。52,328件の対象者がいたそうです。すでに先行接種をしている人もいるので今回予約の対象になっていたのはこれよりは少ないということです。

接種が受けられないことはありません

市長のTwitterではワクチンは確保できているので接種が受けられないことはありません、と言っています。
しかし、これでは情報が足りず、「接種が受けられないことはありません(5年くらいの期間でみれば)」かもしれません。

空気を読めば2,3か月くらいで予約対象くらいにはなる気がしますが何とも言えません。
5/6時点で「6月末(第8クール)には65歳以上の高齢者全員の2回接種分のワクチン量が国から配分される見通し

今回の予約で大体クーポン保有者の10%の方が予約できたとすれば、あと9回繰り返す必要があり、
予約の間隔が15日ほどかかっているのでクーポン保有者の予約が済むまでには135日かかる、ということになってしまうのでしょうか。

ロードマップ(道筋)が大事

予約サイトや予約の電話が集中しているのはシステムや焦った住民に責があるわけではないです。
ロードマップが示されてないことで、当然人間の心理として起こりえたことで、なおかつ簡単に回避できるものなのです。

今回必要だったと思う情報

  • 全体のクーポン対象者の人数の開示 (市長Twitterからあとで判明)
  • 5月6日予約分の確保している接種可能なワクチンの回数の開示(市長Twitterから推測レベルは判明→約6,000回)
  • 予約から漏れる人の次回以降の予定 (公式で次回分のみ、あとから開示)
  • 予約に間に合わない場合でもいつまでには最終的に接種可能か(未開示)

上記の情報はすべて 事前に開示可能であった情報です。
これを開示せずに落ち着いてください、というロジックは苦しいものがあります。

5月20日予約分についても上記はどれも公開されていません。

そして先着である以上、早期に接種したい人は繰り返し申し込みをトライするのがよさそうです。
手間暇はかかりますが市のやり方ですと、早期に接種したい人はそれしか手がないです。

この調子で毎回混乱を起こすと市民・窓口対応職員ともに負担が大きいので改善を望みます。

5月7日の市長のTwitterを分析

市長発言を整理

この度のワクチン予約では大変なご面倒をお掛けしており申し訳ございません。現在の八千代市の状況説明をいたします。予約スタート初日の5/6の時点で県から配分され納品が確定できたワクチン箱数が5箱分(約6千回)しかなく予約枠数を十分に用意することが出来ませんでした。今後のワクチン配布を見越して枠数を増やす検討もしましたが、万一医療従事者を配置したものの納品が遅れた状況等を踏まえ困難であるとの見解となり、止む無く一度受付を締め切り5/20頃に改めて予約を開始する運びとなりました。なお、受付を再開する時点で23箱分の納品が見込まれており、予約枠数も大幅増の見通しです。予約再開時は「6月中旬までの個別接種の予約」を予定しておりますのでご了承下さい。千葉県からは、5/6時点で「6月末(第8クール)には65歳以上の高齢者全員の2回接種分のワクチン量が国から配分される見通し」であると示されています。予約できず接種が受けられないことはありませんのでご安心ください。千葉県から確実に予定されたワクチンが配布されるようにしっかり連携を図るとともに、今回の予約体制において反省点を洗い出して受付再開に向けて、引き続き改善を図ってまいります。#八千代市

発言を整理してみる

ここから読み取れることとして
ワクチン納品確定
ワクチン納品予定
65歳以上の高齢者(以下高齢者)の接種2回完了
県からワクチンを配分されるタイミング
個別接種予約
など複数のキーとなる日程があるようです。市の情報・市長の情報ともに言葉の定義が不明確なところや開示情報に一貫性がない(5月6日時点では市は残り空き数のみ言及していた。市長は確保数のみ言及していた。)のはおそらく、一般市民よりも知っている情報が多いため、説明が欠落しているのだと思います。市の職員等、知っている人が読めば不明確と感じないのではないかなと思います。

整理しつつ私の独自の見解となる部分を紫字で書いてみます。

5月6日時点でワクチン納品確定が6,000回。ワクチン納品予定は追加であるものの確定には至っておらず、いったん納品確定分で予約を打ち切った。
納品予定は5月20日時点で23箱分(一箱1,200回換算で27,600回だが、これだと今回分併せても33,600回の接種に留まり八千代市高齢者を賄いきれないので5月20日も予約しきれない人がでてくる?→ 5/10以前での個人的見解でしたが5/10の市長Twitterでこの推測が妥当となりました。約2万回で予約枠が売り切れる可能性あるようです)となる。
5月20日では6月中旬までの個別接種の予約を予定している。(ということは集団接種の予約は次回(以降?)は行われない?)

以下が5/7の市長のブログで追記ありました。

千葉県からは、5/6時点で「6月末(第8クール)には65歳以上の高齢者全員の2回接種分のワクチン量が国から配分される見通し」であると示されています。
※「配分される」見通しであり、6月末に接種が完了するということではありません。

http://blog.livedoor.jp/hattoritomonori/archives/29019334.html

配分が何を意味するのか分かりません。千葉県も使っている用語のようですが、雰囲気的には八千代市の高齢者専用として物理的な発送が開始したくらいのことなのではないのかなと想像しました。とういのも市長のコメントに「配分され納品した」という表現があるので配分=納品ではない、となりますし、同様に現時点で高齢者には割り当てること自体はルールとしては決まっていると思いますが、これをもって配分とは表現していないため「単に高齢者に割り振ろうと決めた」だけでは「配分とは言わない」のだと思います。その仮定でいえば、7月上旬くらいには接種が完了する(当然接種は任意ですし、接種のスケジュールはスムーズではないはずなので”機会としては2回完了するだけのものを提供実施した”の意で完了と表現しています)ということではないかなと思います。

情報を出していただいたことは一歩進歩ではありますが、まだ情報不足は否めません。
今回の反省を活かすなら、次回も予約できない人が出てくることの明記、その後の予定を記載する必要があると思います。推察するに、5月20日以降は具体的な納品予定は市もわかっていない部分があるのではないかと思います。千葉県と連携し、にそのことをにじませたいと思っている気もしますが、回りくどいことは言わず「2021年6月末に高齢者は2回完了という予定はありますが、具体的な納期は確定的ではない。千葉県と連携し、わかり次第周知する。少なくともxx日には状況をアナウンスします」と公表するだけで多くの市民・職員の無駄が省かれると感じています。具体的な予定ありますか?という問い合わせが一体どれほど市内で発生しているのか、それがどう市の生産性に寄与しているのか、今一度考えていただきたいです。市民・職員が日々時間を費やすことのコストはゼロ円でしょうか。こういう財務諸表に見えないコストはとても危険で、本質的な市政の妨げを見逃さないよう気を付ける必要があります。
5/10 市長Twitterで5/20の第二回予約分では(高齢者分でも)予約しきれない人が出るということが明言されました。
決して良いニュースではありませんが、仮に予約できなかったとしても、事前に周知されている状態ですので憤ることなく、淡々と次回の予約枠を待つのが良いと思います。最悪なのは予約できると思ってたのに予約ができず、「もう予約できないんじゃないのか」という不安に駆られる状態だと思いますので今回の公表は一歩進展だと思います。


コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です